長野県の南信地域にある「松川町」は、中央アルプスと南アルプスの2つのアルプスに抱かれた「伊那谷」の真ん中に位置します。
とても自然が豊かでのどかな町。そこに暮らす人々も、のどかであたたかな人が多いです
大正4年に始まった果樹栽培の歴史は、数えること100年以上。水はけのよい土質と、朝晩の寒暖差の大きな気候で果樹栽培適地の条件を満たしており、りんごや桃、さくらんぼ、和梨、ブルーベリーなどをはじめとしたさまざまな果物が作られ、「くだものの里」として知られています。
けーきやペパンで使うくだものは、そのほとんどが松川産。特にりんごは、妻の実家の農園で収穫された、採れたてのものを加工して使っています。
この農園は、市街地よりも標高の高い西側の山の上にあり、日照条件が良い上に寒暖差も大きいことから、甘く育つのが特長。旬の時期が異なる「サンふじ」「紅玉」「つがる」「シナノスイート」など、さまざまな種類のりんごをつくっています。
りんごは9月ころから11月頃までの長い期間にわたって収穫します。しかし、品種により収穫時期が異なるため、お店で使うりんごの種類も時期によって異なります。
ケーキ=紅玉のイメージが強い方も多いと思いますが、ペパンでは複数種類の採れたてのりんごをお菓子につかっています。